「お給料、もうちょっとだけ欲しいな」。保育士さんなら一度は思ったこと、ありますよね。実際、休日や退勤後の時間で副業をする保育士さんは少しずつ増えています。
ただし保育士の副業には、はじめる前に確認しておきたいルールがいくつかあります。この記事では、確認すべきこと、人気の副業、そして資格を活かすならいちばん相性のいい選択肢まで、順番にお話しします。
そもそも副業してもいいの?
まず確認したいのは、いま働いている園の就業規則です。ここは職場によって本当にまちまちで、大きく分けるとこの3パターンがあります。
- 公立園(公務員)の方:法律で副業が原則制限されています。ここは要注意。
- 私立園で「副業禁止」の規定がある方:まずは規定の内容と、許可申請の仕組みがあるかを確認しましょう。
- 規定がない・届出制の方:ルールの範囲内で副業できます。
こっそりはじめるのはおすすめしません。住民税の金額などから職場に伝わることがあり、信頼を失うほうがずっと損だからです。
保育士さんに人気の副業
- ベビーシッター:資格と経験がそのまま強みに。時給は高めですが、1対1の責任は重ため。
- 単発の保育補助(スキマバイト):休日に1日だけ、別の園ではたらくスタイル。詳しくは次の章で。
- ハンドメイド販売・イラスト:壁面飾りや製作のスキルが活きる、在宅でできる系。
- ライター(保育系記事の執筆):経験談がそのまま記事になります。単価は最初は控えめ。
- 単発の軽作業・カフェなど:保育からすこし離れて、気分をリフレッシュしたい方に。
資格を活かすなら「単発保育」がいちばん相性がいい理由
収入面と気持ちの負担のバランスで考えると、保育士さんの副業には単発の保育補助がいちばんフィットします。理由は3つ。
- 時給が高い:資格職なので、一般的な単発バイトより時給水準が上です。
- 責任が軽い設計:単発の日は配置基準に入らない補助のお仕事。担任のような重さはありません(単発バイトのしくみ参照)。
- その日にお給料:即日払いなら、はたらいた実感がすぐ形になります。
そしてもうひとつ、こっそり大きなメリットが。副業でいろんな園に入ると、「よその園のリアル」が見えるんです。いまの園しか知らないと転職の判断基準が持てませんが、副業で視野が広がると、キャリアの選択肢そのものが増えます。
気をつけたいこと(体調・税金・園への配慮)
- 体調がいちばん大事:本業に響く詰め込みは本末転倒。まずは月1〜2日から。
- 税金のこと:副業の所得が年間20万円を超えると確定申告が必要です。超えそうになったら早めに調べておきましょう。
- 本業の園への配慮:近すぎるエリアの園を避ける、守秘義務を守るなど、気持ちよく続けるためのマナーも忘れずに。